2019年活動報告
◆防災体験研修会が行われました。
令和元年12月17日(火)
12月17日(火)名古屋市港防災センターにて愛腎協災害対策委員会主催の愛腎協役員を対象にした防災体験研修会が行われました。
13時30分からの約2時間の中で、まず防災体験ツアーとして「地震・伊勢湾台風3D映像・煙避難体験」があり、迫力ある3D映像に思わず声と共に体が反応してしまうほどで、 煙の中での避難体験は本当に先が見えず怖かったと体験した参加者からは感想がありました。その後に行われた、 防災教育アドバイザーの近藤ひろ子先生の「防災トーク~もしもの時に備えていっしょに考えよう~」のお話の中では、 過去に起きた地震や過去に起きた各地での災害について説明してもらい実際の災害にあった時の注意点、非難する場合の注意点、さらに避難生活になった時に気を付ける事を教えて頂きました。
◆東栄町長への陳情を実施しました。
令和元年12月3日(火)
令和元年12月3日(火)13時30分より村上孝治東栄町長へ、東栄医療センター人工透析室継続を訴える陳情を実施し、5,047筆の陳情署名を提出しました。
9月に医療スタッフ不足を理由に東栄医療センターの人工透析室閉鎖の話しが出て以降、愛腎協は地域の腎友会である新城地域腎友会、さらに東栄医療センターにて透析を受ける愛腎協会員と共に署名活動を行ってきました。
多くの支援とご理解の上、東栄町民3,359名を超える5,047筆の署名を各地から集める事が出来ました。(うち東栄町民の署名は1,069名)
この東栄町から透析施設を無くしたくないという東栄医療センターの患者さんと家族の願いが詰まった署名を新城地域腎友会会長の長谷川喜一さんを筆頭に、
東栄医療センターへ通う患者さん達と支援者並びに愛腎協からは奥村清高会長を始め理事役員4名が、村上孝治町長へ東栄医療センター透析室の継続をして頂ける様に訴えました。その様子は各テレビ局と新聞各紙にも取り上げられました。
しかし、村上孝治町長よりは「透析を将来に向けて安全に実施することが困難であり、やむなく廃止の判断をした。住民に丁寧に説明をして理解をもとめたい」旨と、「患者にできる限りのサポートをしたい」との答えだけでした。
今後も、愛腎協として支援を続けていく予定です。
村上町長へ陳情を行う東栄医療センターの透析患者達 | 東栄フェスティバルでの署名活動 |
◆愛知県・名古屋市へ陳情を実施しました。
今年も7月頃より、各病院施設の患者様にお願いしご協力を頂いておりました、愛知県・名古屋市の陳情署名用紙を、愛知県議会議長に11月12日(木)と 名古屋市行政へ11月21日(木)の両日に提出しました。
愛知県議会議長の神野博史(じんのはくし)様への陳情では内容を説明し、各項目についてお願いをさせて頂きました。 また神野議長には、身近にも透析の方がいらっしゃる事や参加メンバーより直接どんな苦労があるかなども聞いて頂く機会にもなりました。
名古屋市への陳情では、名古屋市腎友会が中心となって例年どおり、名古屋市健康福祉局を窓口として、名古屋市健康福祉局長の海野稔博様に陳情署名用紙を提出しました。 あらかじめ提出済の陳情資料を基に各項目の説明を行い、その場で回答をいただきました。その後、各陳情項目等について意見交換をしました。 加藤一登 名古屋市会議員には仲介人として参加していただきました。
◎愛知県陳情署名数 4,522枚 25,804筆
◎名古屋市陳情署名数 1,164枚 6,452筆
募金総額 5,621,188円
名古屋市陳情にて挨拶をする名古屋市腎友会 今井会長 | 愛知県議長へ署名を渡す奥村会長と参加メンバー |
◆議員懇談会を実施しました。
下記の日程で愛知県の各政党と懇談会を行い、署名の陳情項目について説明し意見交換をしました。
特に、喫緊の問題でもある通院送迎の事や腎臓移植や腹膜透析の環境推進を行いたい旨を説明し、理解を深めてもらえる様に各政党の皆様と懇談を行いました。
①10月3日:国民民主党
②10月19日:立憲民主党
③11月30日:公明党(予定)
愛知県への陳情は11月12日、名古屋市への陳情は11月21日の予定です。
国民民主党との懇談会風景 | 立憲民主党との懇談会風景 |
◆第8回定期大会を開催しました。
令和元年11月10日(日)
11月10日(日)に愛腎協第8回定期大会が開催された。190名の方が参加されました。
今回の大会では、40年表彰の方がお二人参加され40年のインタビューもさせて頂きました。 また、講演として偕行会グループ会長の川原先生には「今後の透析患者が抱える社会環境と課題」と、藤田医科大学の都築先生には「地域と連携した介護事業~藤田医科大学が取り組む豊明モデル~」のお話がありました。 来場された方はそれぞれ興味深く聞いて頂いていた様子です。
■記念講演
「今後の透析患者が抱える社会環境と課題」
今回の記念講演は愛腎協としてもお付き合いの長い、医療法人偕行会グループ会長の川原弘久先生をお呼びし、「今後の透析患者が抱える社会環境と課題」と題して、講演をして頂きました。
現状における、透析患者を取り巻く環境として、川原先生が取り上げたのが透析医療に関わる医療費についてでした。最初に、日本の財政状況を踏まえたうえで、 透析医療費が年間約1兆5千万円もの医療費が掛かっている事、その中で透析医療の患者への一部負担が始まっており、患者自身への負担が増してくる事と共に、 医療費の改定などで透析医療施設も財政的に厳しくなってくることが懸念され、病院が透析患者に行っている通院サービスの後退や医療施設に於ける透析室の閉鎖や廃止等が生じる事も考えられる、 さらに国家財政が危機的になってくれば国の保障制度としての年金制度も崩壊しかねない。この危機にあたり患者ができる事として、患者組織の運動によるしかない。
患者や組織の組織率を高める事により、患者の声が大きくなれば耳を傾けてくれる人を増やして行く事が最善の方策になるのではないか、 1人はみんなの為に、皆は一人のためにの精神で、患者会は労働組合ではないが、患者の生命と健康を守る文化団体として活動してもらいたいとの言葉もありました。
講師 川原弘久先生
(偕行会グループ 会長)
■講演
「地域と連携した介護事業~藤田医科大学が取り組む「豊明モデル~」
第3部の講演では「地域包括ケア」について愛知県で取り組んでいる藤田医科大学の都築先生をお招きして、「地域と連携した介護事業 豊明モデル」について講演して頂きました。
豊明市の豊明団地でモデルとして実施している「地域包括ケアシステム」は高齢化社会を背景に地域における高齢者が増えてきている現状と高齢者の生活環境を支える仕組みとして、 藤田医科大学と豊明市、UR都市開発機構との三者の提携により進められている取り組みで、高齢者が増えてきている地域にて地域医療と介護をどうつなぎ高齢者がいきいきと暮らしていける地域づくりとしてとして実施されている。
藤田医科大学の取り組みとして、大学で医療や看護を学ぶ学生が団地に住み地域の方々と様々な交流を行い、じかに地域医療と高齢者の抱える問題などを体験しつつ学び、地域医療に関わる人材育成の場としても機能している。
またこの事業を通して地域内の公共関係・NPO・協同組合・民間企業等を連携し、高齢者だけでなく地域に住む人同士が支え合いをしながら暮らす環境を作っているとの事でした。
講師 都築 晃 先生
(藤田医科大学 保健衛生部リハビリテーション学科 基礎理学療法学 講師)
主催者挨拶(奥村会長) | 挨拶をする伊藤渉衆議院議員 |
40年表彰 伊藤道夫さん、杉原亨一さん | 開会挨拶をする安田副会長 |
記念講演を行う川原先生 | 講演を行う都築先生 |
定期大会の参加者 | 静岡・岐阜・三重の各腎友会からの来賓 |
女性部ブース | 閉会挨拶をする伊藤副会長 |
◆2019年腎移植セミナーが開催されました。
令和元年10月20日(日)
毎年10月は全国で臓器移植普及推進キャンペーンが実施され、啓発活動の一環として愛腎協では令和1年10月20日、「2019年移植セミナー」をウインクあいちにて実施し、約40名の参加がありました。
今年度は、愛知医科大学腎移植外科の小林孝彰先生をお迎えして「腎移植の現状と今後~愛知医大の取り組みについて~」と題しての講演が行われました。 講演では①日本の移植医療の現状課題、②腎移植の実際、③愛知医大の取り組みについてと3つのテーマで話していただき、 日本と世界の移植者数の違いが大きく(欧米の方が移植が多い)、課題として日本におけるドナー(提供者)の数の少なさにある事について言及されました。 また腎移植の実際では移植を希望する場合の登録から移植までの仕組みと献腎移植、生体腎移植の違いについても説明して頂きました。 その後、愛知医大における移植の取り組みとして、チーム医療をすすめ、腎臓をもらう側と提供する側のケアを移植コーディネーターやケースワーカーの方たちと共に行っているそうです。
◆地域腎友会交流会が開催されました。
令和元年9月22日(日)
令和元年9月22日(日)ウイルあいち会議室7にて県下11の地域腎友会(犬山・小牧、一宮、春日井、名古屋、東浦、安城、碧南、岡崎・幸田、豊田、新城、豊橋)の役員19名が集まっての「地域腎友会交流会」が2018年に続き本年度も行われました。
その中で、各腎友会活動報告と地域ごとの問題点についても話し合われました。
各地の活動報告として、昨年の台風による施設の停電と電力会社の対応。行政に災害時の透析患者用の備蓄品などのお願いしました。
他にもCKD(慢性腎臓病)の対策講演会や予防の普及啓発に関する取り組みについて意見交換が活発に行われました。また、問題点として、地域医療の後退があげられました。地域腎友会の活動を行っていく活動費の問題についても話しあわれました。
地域腎友会交流会 の風景1 | 地域腎友会交流会 の風景2 |
◆臓器移植普及推進及びCKDキャンペーンが開催されました。
令和元年9月1日(日)
令和元年9月1日(日)に春日井市で行われた「健康・救急フェスティバル」健康に関するブースへ東尾張本部第1支部(春日井市腎友会)も参加し、広く春日井市の市民の皆さんに健康管理の大切さと生活の質の向上を呼びかけました。
また、臓器移植普及推進キャンペーンも併せて行い、慢性腎臓病(CKD)の予防と啓もう活動を役員・代議員、各施設患者会のメンバー合わせて7名で実施しました。
当日は382名の市民の方がブースへ来場され、放映・相談コーナーにも参加される方が多くいらっしゃいました。来場された方々にはアンケートも実施しました。 その結果は春日井市の健康部へ提出する予定です。今後も継続して透析患者を増やさない様に啓発活動を行って行きます。
◆災害対策講演会が開催されました。
令和元年8月25日(日) 10:00~12:00
令和元年8月25日(日)、10時~12時 中外製薬名古屋支店8階会議室(KDX桜通ビル)にて愛腎協災害対策委員会主催の「災害対策講演会」が開催されました。
当日は58名の参加者があり、演題の「災害時の透析患者の食事管理について」」を講師の高橋恵理香先生(偕行会セントラルクリニック 管理栄養士)より、災害時の食事について、その心構えとして
①まったく透析を受ける事が出来ない。
②いつもより短時間でしか透析を受ける事ができない。
③透析は出来ても、薬の不足や食事事情に問題がある。
など、被災状況によって食事の注意点がかわってくる事を話されました。
その後、4つのテーマとして
(1)腎臓の働き
(2)透析が出来ない場合
(3)備蓄について
(4)災害時の注意点についてお話をされました。
最後には災害時にはまずしっかり食べる事、水分を取って体を動かす事、災害は忘れた頃にやってくることを考えて下さい。と話をされました。
◆来賓の皆様◆
〇愛知県健康福祉局障害福祉課主幹:佐藤孝さま
〇愛知県健康福祉局障害福祉課長補佐:矢ノ口敦さま
〇衆議院議員 工藤彰三 秘書:牧克巳さま
〇前参議院議員:薬師寺道代さま
〇愛知県議会議員:新海正春さま
〇名古屋市議会議員:坂井大輔さま
◆感想◆
①分かりやすい説明と講演でした。
②魚缶詰は減塩のシーチキンを買っておこうと思いました。ジップロックの調理も良いなあと参考になりました。(鍋底に皿を敷く)
③透析患者の日常生活が少し理解できましたので、機会があれば手助けしたい。他
講演を行う高橋恵理香先生 | 講演を聞く参加者の皆さん |
◆豊橋市民公開講座(CKD対策講演会)が開催されました。
令和元年8月18日(日) 10:00~12:00
令和元年8月18日(日)10~12時、豊橋市の総合福祉センターあいトピアにて第6回豊橋市民公開講座「糖尿病から腎臓をまもる」と題した公開講座が行われました。
全4部からなる当日の市民公開講座では、午前中の
第1部「あなたの腎臓だいじょうぶ?腎臓を守り、健康寿命を伸ばす秘訣」を名古屋大学附属病院准教授の安田宣成先生が講演、
第2部「糖尿病・高血圧から守る」を名古屋文理大学准教授の鈴木富夫先生が講演、
第3部「今こそ見直そうあなたの大切な足~糖尿病から足を守るために~」を成田記念病院看護主任の浅原佳代先生が講演されました。
126名と多くの市民の方が訪れ盛況で、講演をされた各先生方も熱心にお話しをして頂き時間が超過してしまうほどの講演となりました。
今回は多くの市民の方が新聞の折り込みチラシを見て来場をされ、関心の高さが伺えました。
午後からは
第4部として「足の体験会」が行われ、とよあしネットワーク(東三河の病院で勤務する看護師さんたちのフットケアに特化した勉強・研究をしているグループ)
によるフットケア・歩行年齢測定・血糖値測定・運動ストレッチなどが行われました。こちらも32名の方が参加して種々の体験をされ好評のうちに終了しました。
豊橋市民公開講座の参加者景 | 足の体験会にてフットケアを体験する参加者 |
◆青年部主催のバーベキュー交流会が開催されました。
令和元年7月21日(日)
令和元年7月21日(日)、梅雨明けもまだで薄曇りの中で、「青年部主催のバーベキュー交流会」が開催されました。 蒸し暑さと台風の気配がある中、愛知県下から青年層患者10名、女性部4名、理事・役員他5名の19名が参加者しました。
名古屋市東区にある久屋大通公園にあるガーデンキッチンフラリエは旧ランの館があった場所に造られたお洒落なガーデンキッチンで、緑も多く、 また季節の花なども楽しむことが出来る施設。そんな場所で、今年度行われた青年部主催のバーベキュー交流会では普段の透析施設とは違う環境とバーベキューに少しのお酒などを楽しみつつ、 参加者同士和気藹々とした雰囲気で同世代の患者同士では普段の透析の生活や自分の好きな事など楽しくおしゃべりをしつつ交流が行われました。 途中には鈴木美奈子理事より食材の差し入れを頂き、美味しく・楽しく、交流をすることが出来ました。最後、青年部から今回参加された方にはお土産もお渡しして、喜んでもらえました。
挨拶する小久保理事景 | バーベキュー風景 |
青年部バーベキュー交流会 集合写真 |
◆令和元年第1回組織強化委員会が開催されました。
令和元年7月14日(日)10時~12時
令和元年7月14日(日)10時~12時、名古屋市市政資料館第2集会室にて、「第1回組織強化委員会」が行われました。 まずは令和元年度における各本部別の入会者数の報告が行われ、愛腎協会員は6月末現在で6562名の会員入会状況である事が報告されました。昨年と比べても500名あまりの会員が減っている事が報告されました。
議題では各本部の入会状況と共に各施設における入会についての取り組みや、代議員制における課題や問題についても話し合われました。
その中で、代議員に対しての待遇について、愛腎協の年会費について、組織率が下がり続けた場合におきうる諸問題、 代議員の高齢化と代議員をやる人がいないなどの問題についても話し合われました。そのほか患者会の維持や会員を増やして行く為に透析施設への訪問が必要になってくること、施設に対して愛腎協と患者会活動の理解と協力について話しをする必要性も議題として取り扱われ、具体的にどの様な事が出来るか意見交換が行われました。
◆愛知県議会議員との政党別議員懇談会を実施しました。
和元年6月18日~25日の間に愛知県議会議員との政党別懇談会が行われました。 6月18日(火)は公明党県議団7名、6月24日(月)は自民党県議団福祉医療委員6名、6月25日(火)は新政あいち県議団34名と懇談会が行われました。
今回の各政党との議員懇談会では毎年11月に愛知県議会議長に提出する、 7月~8月にかけて各病院の患者の皆様に署名をお願いする請願内容について各議員へ説明を行い、 透析患者が現在困っている事や今後困難になってくる事についても意見交換が行われました。
公明党県議団 木藤県議団長へ要望書を渡す | 自民党 愛知県議会福祉医療委員会神戸委員長に要望項目を手渡す |
自民党県議団懇談会 | 新政あいち県議団懇談会 |
◆第5回愛腎協代議員(社員)総会が開催されました。
令和元年6月23日(日)10時~12時30分
令和元年6月23日(日)午前10時~12時半、令和では初めての代議員総会が名古屋市のKDX桜通ビル 中外製薬株式会社名古屋支店8F会議室にて開催されました。
総会当日に参加された代議員は42名、委任状17通と合わせて59名となり、代議員総数98名のうち過半数を超え総会は成立となりました。
第1部の総会では始めに奥村会長より「会員数は減少しており危機感を感じています。各患者会の中でも愛腎協が果たしている 大切な役割についての情報を伝えて会員の理解を深めてほしいと思います」との挨拶がありました。次いで1年間に亡くなられた方への黙祷が行われ、 議事へと進みました。議事では昨年度2018年度の活動報告・決算報告・会計監査報告が行われ、 引き続き2019年度の活動予定(案)・活動方針・スローガン(案)・予算(案)・役員(案)が審議されました。いずれも出席代議員に承認され総会は終了となりました。
第2部のガイダンスでは代議員の役割について、高橋事務局長が説明を行ないました。
第3部の講演会は、全腎協会長の馬場亨氏を講師にむかえ、「通院送迎について」をテーマに全腎協における取組と馬場会長の出身県である 新潟県において実施されている通院送迎の仕組みを説明していただきました。
★議事の中で代議員からの質問やご提案を一部紹介します。★
◆質問:災害が多く発生していますが、災害積立金の上限は決めているのでしょうか
◇回答:災害時において何にいくら必要になってくるかは各代議員・会員の声を聴きながら定めていきたいと思います。
◆提案:組織率は非常に大事で活性化させて行かないといけないと思いますが、
病院施設に対して理事の方に訪問していただき愛腎協や全腎協の理解を深める様にして頂くと愛腎協の会員が増えて行くのではないでしょうか。
◇回答:7月に組織強化委員会が開催されますので、そこでも取り上げて審議させて頂きたいと思います。
挨拶をする奥村会長 | 代議員総会風景 |
◆令和元年 第1回理事会が開催されました。
令和元年5月26日(日) 10:00~12:00
令和元年5月26日(日)午前、愛知県白壁庁舎5F県会議室にて、「令和元年第1回目の理事会」が開催されました。出席者は、理事10名、監事2名でした。
今回は6月23日(日)に開催の「第5回代議員総会」へ向けての開催となり、議題として、2018年度の決算・会計監査、2019年度の予算(案)、2019年度役員(案)、 2019年度活動予定(案)が主に話し合われました。その中で、予算案における修正箇所など意見が多く出たほか、今年度の入会会員数について減少が見込まれる事。 また、今年度における愛腎協主催でのセミナーや愛知県以外の東海4県で行われる大会や全国での行事への理事派遣についても話し合われました。
その他、全腎協の活動報告についても、全腎協の理事を兼ねる伊藤副会長より報告がありました。
◆春日井市腎友会 第1回総会が開催されました。
令和元年5月19日(日)10時~12時
令和元年5月19日(日)10時~12時、グリーンパレス春日井第2会議室にて「春日井市腎友会 第1回総会」が開催されました。
主催者として春日井腎友会会長の相田勝則さんが挨拶を行い。来賓として愛腎協会長の代理の高橋事務局長が挨拶、 続いて田中春日井市議会議員、丹羽衆議院議員秘書の大塚さんが丹羽議員からの挨拶を代読されました。 その他にも愛知県の各地域腎友会の代表者や春日井市民病院院長の成瀬友彦先生が参列されました。
総会の第1部では昨年の設立からの活動の報告・会計の報告が行われ、今年度における活動内容は、
①春日井市・愛知県、関係医療機関と連携を密に取り、大災害などにおける透析患者に配慮ある防災計画を目指す。
②行政と連携し、CKD(慢性腎臓病)対策及び腎臓移植の啓蒙活動に貢献してその効果を春日井市に反映させる。
③愛腎協と連携し透析患者及び慢性腎臓病患者の生活向上に尽力する。
を柱として活動していく事とし、年間の予算と役員についても承認を得ました。
第2部は、医療講演が行われました。春日井市民病院の成瀬友彦院長による「シャントの感染症等について」の講演が行われ閉会となりました。
閉会後、時間が許す限りで成瀬院長に希望者のシャント診察が行われ多くの方が診察を受けられていました。
春日井市腎友会の会員数412名。その内53名が出席し委任状と合わせて過半数を超えたので総会は成立となりました。
第1回春日井腎友会総会風景 | 講演を行う成瀬友彦先生 |
成瀬先生にシャントを診てもらう参加者 |
◆東三河本部代議員総会が開催されました。
平成31年4月28日(日)午前9時半~11時半
成最後の「東三河本部代議員会議」が平成31年4月28日(日)午前9時半から11時半に豊橋市総合福祉センターあいトピア・ボランティア室にて開催されました。
奥村代表理事が来賓として出席し、飯田本部長の下10名の代議員が出席しての総会となりました。
議事は平成30年度の東三河本部の活動報告と決算報告が行われ、次いで新年度の平成31年(令和元年)の活動計画、予算計画について発表されました。その後、毎年開催し、今年度は8月18日(日)に豊橋市にて開催予定のCKD(慢性腎臓病)予防講演である「市民公開講座」についての話し合いが行われ、 その後は「豊橋市腎友会総会」についても議題として話し合われました。
また、新年度になる為、新たな代議員などの交代について確認が行われました。
東三河本部代議員総会風景① | 東三河本部代議員総会風景② |
◆尾張本部代議員総会が開催されました。
平成31年4月14日(日)10時~12時
新年度を迎えて、「尾張本部代議員総会」が平成31年4月14日(日)10時~12時、小牧市まなび創造館多目的室にて開催されました。 尾張地域と西尾張地域の代議員16名が参加し、その他に愛腎協の奥村代表理事、小野田理事他1名の計19名が参加しました。
最初に尾張本部は新年度より、西尾張地域の代議員減少もあり尾張本部へ合流し共に活動を行う事となり、 また患者会の役員のなり手不足の現状を踏まえ、尾張・西尾張の病院への訪問など参加者一同の協力の元で進めたいと小久保本部長より挨拶がありました。 その後、小野田顧問、奥村会長の挨拶が行われ、議事が進行されました。
議事では平成30年度の活動と会計の報告が行われ、配布された尾張本部各支部の活動報告と会計報告の資料と共に詳しく説明がされました。
引き続き、平成31(令和元)年度活動予定と活動方針が報告され尾張本部として「皆で力を合わせ会員拡大に取り組もう」をスローガンの下、 一人ひとりが愛腎協での役割を果たし、愛腎協会員の為に行政や各病院へ働きかけ、それを持って透析患者全体の為になる様な活動を目指す事を確認しました。
その後、愛腎協の組織・広報・災害の各委員会と女性部・青年部へ参加している代議員より活動の報告も行われました。 その他に一宮、犬山・小牧の各地域腎友会の活動や3月14日(木)に行われた国会請願行動へも参加した各病院施設の代議員より報告が行われ、 各患者会の活動における質問や要望や困っている事などを聞き、今後の本部や患者会の活動についても話し合いが行われました。
尾張本部代議員総会風景① | 尾張本部代議員総会風景② |
◆第30回医学会総会2019中部 疾病啓発イベントが開催されました。
平成31年3月31日(日)13:00~16:30
平成31年3月31日(日) 愛知見名古屋市港区金城ふ頭の「ポートメッセなごや」にて第30回日本医学会総会2019中部が開催され、 ポートメッセなごやイベント館にて医学会総会内の疾病啓発イベントとして「人生百年時代の腎臓ケア」が全腎協と愛腎協の共催により行われました。
参加者は一般来場者と愛腎協会員の参加者合わせて350名の方が参加し、来賓として国会議員、市議会議員、病院長等が列席し、 愛知県知事、名古屋市長それぞれ代理で平田雅也(愛知県健康福祉局長)様、平松修(名古屋市健康福祉局健康部長)様、 その他、松田功(衆議院議員)様、丸山彰一(名古屋大学附属病院腎臓内科教授)様より挨拶を頂きました。
第1部の記念講演の「人生百年時代の腎臓ケア」では名古屋大学総長の松尾清一先生より、 イベント名と同じ名前を冠したテーマ「人生百年時代の腎臓ケア」と題して人生100年時代における寿命と病気のこと、 腎臓病のABC、腎臓病と長く付き合うには、をスライドと共にお話しをしていただき大変勉強になりました。
第2部の健康体操では、森敏彦先生に講演で集中して凝った体を体操でほぐしてもらい、 第3部の名古屋音楽大学の演奏では参加された皆さんに、迫力ある音楽を楽しんでもらい、大変盛り上がりました。
「人生百年時代の腎臓ケア」第1部 記念講演風景 | 「人生百年時代の腎臓ケア」第3部 音楽コンサート |
◆第48次国会請願行動に参加しました。
平成31年3月14日(木)
平成31年3月14日(木)参議院会館1F講堂にて「腎疾患総合対策」の早期確立を求める集いが行われました。
全国から請願署名52万3874筆が寄せられ、署名募金も106万5525円集まったことが報告され、この後に国会請願行動の説明が行われました。
また、「腎疾患総合対策」の早期確立を求めるつどいには全国の国会議員、議員代理で秘書の方も参加され、 愛知からは松田功衆議院議員、根本幸典参議院議員、近藤昭一衆議院議員、ご本人が出席し挨拶を頂きました。
その後、愛知県の署名2万5908筆を安田理事以下愛腎協の理事と各本部の代表者合わせて12名が愛知県選出の衆参両議院議員23名の議員会館内事務所へ訪問し、 請願署名を議員本人または秘書の方へ直接手渡しし、内容についても説明し紹介議員となって頂ける様にお願いをしました。
国会の会期中という事もあり、今回は直接議員へ渡す事より秘書の方へお渡ししてお願いする事が多かったのですが、 これからも透析患者の声を直接伝えていける様に活動を行っていきます。
◆国会請願署名及びJPA署名◆
<愛知県>
◎国会請願署名:枚数4,439枚、筆数2万5908筆
◎JPA署名:枚数4,329枚、 筆数2万6151筆
◎募金総数:570万6803円
皆様ご協力をありがとうございました。
第48次国会請願「腎疾患総合対策」の早期確立を求めるつどい | 重徳和彦衆院議員に請願書手渡す安田理事 |
第48次国会請願 全国から集まった請願署名 | 愛腎協参加者一同 参議院会館前にて |
◆第5回青年部会議(総会)&食事会が開催されました。
平成31年2月24日(日)10:00~14:00
平成31年2月24日(日)ウインクあいち10F 1004号室他。10時~14時に「第5回青年部総会&食事会」 が開催されました。 参加者は、青年部17名、理事3名、オブザーバー2名の計22名でした。
今年度、5回目の青年部会議は、今年度1年の活動について青年部登録の会員に報告を行う総会として開催され、 来賓として講師の全腎協理事松橋文昭氏、同じく全腎協理事の伊藤寿男氏、愛腎協からは奥村清高会長の代理として事務局長の高橋元治氏が列席し、 代表で高橋事務局長が挨拶を行いました。
プログラムの第1部では青年部1年間の活動と会計の報告、来年度の活動予定と予算案、さらに役員の紹介が行われました。 第2部の講演では全腎協理事で全腎協の社会保障委員会の委員長でもある松橋文昭氏を講師に「透析に関わる社会保障制度」と題して、 透析に関わる様々な社会保障制度について、出身の秋田のお話しと共にスライドを使い分かりやすく説明し、 知っている様で知らない社会保障制度について、関連する法律、医療費のしくみ(透析と透析以外の場合についても)、 透析に関わる診療報酬や障害者年金についても説明されました。
また、冒頭には全腎協の活動と成果についても触れ、最後に「現在の社会保障を守るためには、組織率が重要となる」との読売新聞記者の声も紹介し、 多くの透析患者の組織としての訴えが現在の社会保障制度を維持していくうえで必要であると語られました。
講演の終了後は別の会場へ移動しての食事会となり、講演を聞いての話題や普段の透析生活についても食事を楽しみつつ会話も弾み。 充実した会議と食事会となりました。
講演を行う松橋全腎協理事 | 講演会風景 |
◆尾張本部第1支部が勉強会が実施されました。
平成31年2月10日(日)10:00~12:00
平成31年2月10日(日)10時より12時まで、小牧市まなび創造館にて尾張本部第1支部の会員向けに「透析患者の災害対策について」の講演会が実施されました。
当日は会員13名、家族2名、医療関係者3名の他、各本部からの参加者6名が参加し24名の方が参加しました。
講演は光寿会リハビリテーション病院の伊藤功先生を講師に、災害時にどの様な行動を取るのが良いかを主題に、災害の種類や地震のメカニズム、 また東日本大震災における事例と愛知県における透析医師会の災害時における取り組みとして連絡手段の確保や光寿会リハビリテーション病院におけるQRコード付の透析患者IDなども 紹介されました。
尾張本部第1支部として、今後も会員の為に色々な情報を発信し、患者の為になる活動を続けていきたいです。
尾張第一支部災害対策講演会 | 講演を行う伊藤先生 |
◆医学会総会疾病啓発イベント第1回準備会議が開催される
平成31年1月27日(日)10:00~13:00
平成31年1月27日(日) KDX桜通ビル8F中外製薬名古屋支店会議室にて10時から12時まで「第30回医学会総会 2019中部疾患啓発イベント」の準備会議が開催され、 理事・代議員の総勢43名が参加しました。
初めに3月31日(日) に開催の第30回医学会総会 2019中部(ポートメッセなごや)における全腎協と愛腎協が共催として行う疾病啓発イベントについて、 参加した愛知県下の各透析施設の代議員に説明が行なわれました。疾病啓発イベントは名古屋大学総長の松尾清一先生よりの依頼により、 企画され「人生百年時代の腎臓ケア」と題した講演と、その他イベントを行うことを改めて説明がされました。 また、事務局で現在進めいている疾病啓発イベントの準備の状況と当日の会場における役割分担(案)についても発表がありました。
各本部の本部長からは、当日の参加者動員における取組についての報告が行われました。
各本部(西尾張はまだ未定)ごとでバス配車を予定し、参加者の足として利用してもらえる様に準備を進めている事を確認しました。そして、その他の問題点についても話し合われました。
◆犬山・小牧地域腎友会設立総会が開催されました。
平成31年1月20日(日)10:00~13:00
平成31年1月20日(日)10時より、「犬山・小牧地域腎友会」の設立総会が小牧中部公民館大会議室にて開催されました。
当日は、来賓として愛腎協代表理事の奥村清高会長を始め他の地域・市腎友会会長や副会長も参加し、 行政からも小牧市山下史守朗市長、犬山市小澤正司副市長が列席、参議院議員の伊藤孝恵議員、愛知県議山下智也議員を始め、 犬山・小牧地域の国会議員の代理、県会議員の他、犬山・小牧地域の透析施設のさとう病院 橋本俊幸院長・小木南クリニック 野村知秀院長が列席しての設立総会が開催されました。
設立総会は犬山市・小牧市の会員26名、家族4名、医療関係者8名が参加し、設立総会(総会員数159名、参加者及び家族30名、委任状105名により)の成立は承認され、 「犬山・小牧市地域腎友会」が設立がされました。
設立総会後、講演会が行われ「透析治療の問題点 今後の治療戦略」と題して、小木南クリニック院長 野村知秀先生により、 腎臓の働き・透析で行われる腎臓の代行機能のお話しから始まり、透析生活における注意するべき事や透析を受けるようになって起きる合併症とその種類、 また現在行なわれている血液透析(HDFやiHDF等)の仕組みと効果について分かりやすく説明して頂き、 さらに“フレイル”と呼ばれる加齢と共に足腰の筋力が衰えている状態に対して、どの様な予防をしたら良いかのお話しもあり、 透析を継続して受けている方にも新たに導入された方にもためになる内容でした。
犬山・小牧設立総会 集合写真 | 挨拶をする山下市長 |
講演を行う小木南クリニック 野村院長 | 講演風景 |